ホームページで集客したい方
今回は、こんなお悩みにお答えします。
この記事では、「ホームページの目的」に関して、以下の内容を説明したいと思います。
- ホームページの目的を明確にする理由
- ホームページの目的の種類
- ホームページの目的は1つがおすすめ
現在、私は「企業ホームページを3つ、自身のサイトを2つ」の、合わせて5つのWEBサイトを運営しており、一番長く携わっているサイトの運営期間が3年ほどになりました(2020年5月現在)。
ホームページ制作は「自由度があり、作りやすい」という面もありますが、慣れるまでは「何をどうしたらいいんだ……」と迷子になってしまうことが多いですよね。
ホームページの目的は、ホームページのコンテンツを決める指針になりますので、まだ明確にできていない方は、ぜひ目的を検討するところから始めてみてください。
目次
ホームページの目的を明確にする理由
ホームページの目的を明確にすると、ユーザー(読者)が取るであろう行動を設計しやすくなり、ホームページに載せる情報や導線を決めやすくなります。
例えば、「店舗サービスへの集客」が目的の場合、ホームページ内でユーザーが取るであろう行動は、以下が考えられます。
- サービスの特徴や内容を見る。
- サービスの値段を見る。
- サービスの実績を見る。
- サービスを利用したユーザー(お客様)の声を見る。
- 営業時間やアクセス情報を見る。
- 体験申込をする。
もう一つ例を出してみると、例えば、「採用/求人」が目的の場合は、以下の行動を取ることが考えられます。
- 企業の事業内容を見る。
- 企業の実績や売り上げを見る。
- 代表のメッセージやビジョンを見る。
- 福利厚生などを見る。
- 先輩のインタビューを見る。
- 求人エントリーする。
上記のように、ユーザーの行動が見えてくると、ホームページ内に「何の情報を、どの位置に配置したらいいか」などを検討することができるようになります。
ホームページの目的を明確にして、ホームページに載せる情報や導線を検討していきましょう。
ホームページの目的の種類
ホームページの目的としては、以下があります。
- 集客
- 求人
- リストの獲得(メールアドレスやSNSのフォロワー)
- 情報発信
- EC
他にも「ブランディング」もありそうですが、ブランディングの先には「集客」を意識していると思いますので、上記からは外しています。
みなさんが運営しているホームページの目的は、明確になっていますでしょうか?
ホームページの目的は1つがおすすめ
ホームページの目的は、まずは1つに絞った方が良いです。
ホームページの目的を達成するためには、ユーザーに取ってほしい行動を促す「導線」を作る必要があります。
目的を複数にしてしまうと、導線も複数用意する必要があるので、情報の量が増えたり、配置が複雑になってしまいます。
ユーザーは、自分に必要でない情報が多かったり、自分が求めていないものに促されそうになると、「このサイトは自分の求めてることを達成できなそうだな」と感じ、サイトを閉じてしまいます。
目的が複数になってしまうケース
例えばですが、「店舗への集客」を目的としているのに、SNSのフォロワーも増やしたくて、SNSに流すリンクを多く貼っているケースはありませんでしょうか?
※これは、自分がやってしまった失敗談です…笑。でも、このケースは結構ありますよね。
リンク先のSNSが「フォロワーが多くて、信頼性を獲得できる」状態であれば問題ありませんが、フォロワーも少なく、投稿の内容も整理されていない状況ですと、おそらく、SNSに飛んだユーザーは、サイトに戻ってこないですよね。
いろいろなことを一度に達成したい気持ちは分かりますが、まずは目的を1つに絞って、目的達成の精度を上げていきましょう。
もし、「集客も求人もしたい」など、目的が複数ある場合は、サイトを分けて作成する方が達成しやすいと思います。
まとめ
ホームページに掲載するコンテンツを決める前に、まずは目的を明確にして、目的達成には「どのような情報が必要か」ということを検討していきましょう。
目的は1つに絞り、ユーザーがサイト内をスムーズに行動できるようなサイト設計を意識してみてください。
他にも「ホームページの運営方法」に関して役立つ情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてください!