MEOとは?【概要やメリット、SEOとの違いも解説】

MEOとは?【概要やメリット、SEOとの違いも解説】

WEB集客の担当者

MEOってなに? MEOとSEOは違うの? MEOをするメリットを知りたい!

今回は、こんなお悩みにお答えします。

この記事では、「MEO」に関して、以下の内容を説明したいと思います。

本記事の内容
  • MEOとは?
  • MEOとSEOの違い
  • MEOのメリット

私は約3年半ほど、自社の店舗型サービスの集客を担当しています(2020年4月現在)。

「MEO」は、無料で実施でき、集客効果も高いので、店舗運営している方にはオススメのWeb集客の施策です。

今回は、MEOの概要やメリットと、(単語が似ていて間違えやすい)SEOとの違いについて、解説していきます。

MEOとは?

MEOとは?

MEOとは、「Googleマップ上の店舗情報の上位表示を目指して、対策をしていくこと」です。
※MEOは、「Map Engine Optimization」の略称です。

例えば、Googleマップで「渋谷 カフェ」と検索してみると、上図のような結果が表示されると思います。

上図の左側に表示されている店舗情報は、Googleの地図エンジン(Map Engine)が表示順番を決めています。

この表示順番の上位を目指して、いろいろと実施していく対策が「MEO」です。

また、Googleの地図エンジン(Map Engine)が活用されるのは、上図のようにGoogleマップで検索した時だけでなく、下図のように通常のGoogle検索結果にも使用されています。

Googleでローカル検索をすると上部にマップ情報が表示される

上図の例では、地図情報が通常の記事より上部に表示されているので、ユーザーに店舗の情報を見つけてもらいやすくなります。

ローカル検索について
「渋谷 カフェ」のように、「地域名+キーワード」で検索することを、「ローカル検索」と呼びます。

近年、ローカル検索の利用が多いので、Googleもその利用者に的確に答えを表示できるように、通常のGoogle検索結果の上位に地図情報を表示して、利便性を高めています。

ローカル検索に関連して、MEOは「ローカルSEO」とも呼ばれています。

MEOとSEOの違い

MEOとSEOの違い

MEOは「地図エンジンに対して対策」をしていくことでしたが、SEOは「検索エンジンに対して対策」をしていきます。
※SEOは、「Search Engine Optimization」の略称です。

MEOとSEOの違いは、以下の2点あります。

  • 上位表示を目指す場所(マップか?検索結果ページか?)
  • 対策を施すツール(Googleマイビジネスか?サイトコンテンツか?)

上位表示を目指す場所(マップか?検索結果ページか?)

上位表示を目指す場所(マップか?検索結果ページか?)

MEOとSEOの、それぞれの上位表示を目指す場所は以下です。

  • MEOで上位表示を目指す場所は、「Googleマップ」
  • SEOで上位表示を目指す場所は、「Googleの検索結果ページ」

MEOで上位表示を目指す場所は「Googleマップ」でしたが、SEOは「Googleの検索結果ページ」です。

上図のように、検索結果ページの上位にマップ情報が出てくることがあるので紛らわしいですが……。

そのマップ情報の下に、記事が表示されおり、この記事の上位を目指すのが、「SEO」です。

対策を施すツール(Googleマイビジネスか?サイトコンテンツか?)

MEOとSEOの、それぞれの対策を施すツールは以下です。

  • MEOの対策を施すツールは、「Googleマイビジネス」
  • SEOの対策を施すツールは、「WEBサイトの管理ツール」

MEOの対策を施す場所は、「Googleマイビジネス」というGoogleマップ上の店舗情報を管理できるサービスです。

「店舗名や店舗の写真、営業時間、口コミの返信」などは、Googleマイビジネスというサービスを使って、対策していきます。

一方、SEOの対策を施す場所は、「WEBサイトの管理ツール」です。

多くの方は、WordPressやWixなどを使ってWEBサイトを管理していると思いますので、WordPressやWixでSEO対策を実施していきます。

※MEOもSEOも、外部対策という施策もあるので、GoogleマイビジネスやWEBサイトの管理ツールだけで完結する訳ではありません。それぞれの外部対策に関しては、別記事にて紹介していきます!

MEOのメリット

MEOのメリット

MEOのメリットは、以下の3点が挙げられます。

  • ユーザーの目につきやすい
  • 集客に繋がりやすい
  • 無料で対策できる

ユーザーの目につきやすい

上記でも紹介したように、ローカル検索の検索結果は、マップ情報が上部に表示されます。

もちろん、マップの中でも上位に表示されている必要がありますが、SEO対策を施した記事よりも上位に表示されるので、ユーザーに見られる確率が高くなります。

集客に繋がりやすい

ローカル検索で検索しているユーザーは、予約などのアクションを起こす可能性が高いと言われています。

例えば、「渋谷 カフェ」で検索している方は、どこかしらのカフェに行こうと考えているので、予約しそうですよね。

このように、集客に繋がりやすいユーザーに、リーチできるメリットがあります。

無料で対策できる

MEOの対策を施すツールの「Googleマイビジネス」は、無料で使うことができます。

費用がかからず、集客に繋げることができるので、とてもコストパフォーマンスが良いですよね。

まとめ

MEOとは、Googleマップ上で上位表示を目指す対策です。

無料でできて、集客効果も高いので、店舗ビジネスをしている方は、ぜひMEO対策に取り組むのをオススメします。

MEO対策のやり方などは、また別記事にて紹介していきたいと思います。今しばらくお待ちください!

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