WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する方法【画像付きで解説します】

WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する方法【画像付きで解説します】

タグマネージャーを導入したい方

WordPressにGoogleタグマネージャーを導入するにはどうしたらいいの?

今回は、こんなお悩みにお答えします。

この記事では、以下の内容を説明したいと思います。

本記事の内容
  • WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する方法

現在、私は「企業HPを3つ、自身のサイトを2つ」の、合わせて5つのWEBサイトを運営しており、一番長く携わっているサイトの運営期間が3年ほどになりました(2020年4月現在)。

WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する作業は、15分〜30分くらいで実施できると思いますので、ぜひ以下の手順を見ながらトライしてみてください。

それでは、WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する方法を紹介していきます。

WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する方法

WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する作業は、以下の2ステップあります。

  1. Googleタグマネージャーのアカウント取得
  2. WordPressにGoogleタグマネージャーのコードを入力する

Googleタグマネージャーのアカウントを取得するところから、順番に実施していきましょう。

【Step1】Googleタグマネージャーのアカウント取得

Googleタグマネージャーのアカウントを新規作成する

タグマネージャーにアクセスして、上図の画面を開きます。

まず、Googleタグマネージャーのアカウントを取得しましょう。

上図の画面で、「無料で利用する」をクリックします。
※Googleアカウントにログインしてない場合は、下図のログイン画面が表示されます。

Googleアカウントにログインする

上図で、Googleアカウントにログインすると、下図のように、タグマネージャーの画面になります。

Googleタグマネージャーのアカウントを作成する

上図で、「アカウントを作成」をクリックします。次に、下図の「新しいアカウントを追加」ページを設定していきます。

Googleタグマネージャーのアカウントを設定する

上図の「アカウント設定」から入力していきます。

ここの「アカウント名」には、サイトを運営している企業や個人などの、サイト運営者を示す名称を設定するのがオススメです。
※次の画像で出てきますが、コンテナのところに、サイトを示す名称を入力します。

国名は、「日本」を選択します。

「Googleや他の人と匿名でデータを共有」の箇所のチェックはどちらでも大丈夫です。チェックをつけると、ベンチマークサービスという便利なサービスが利用できるようになります。

上図のオレンジ枠の設定が終わったら、下にスクロールして、下図の「コンテナの設定」に進みます。

Googleタグマネージャーのコンテナを設定する

コンテナの名称が聞きなれないと思いますが、「コンテナは、サイト単位の設定」と考えておくと良いです。

上図のように、「コンテナ名」には、サイトのドメインを入れておくのがオススメです。

その下は「ウェブ」をクリックして、「作成」をクリックします。すると、下図の利用規約が表示されます。

Googleタグマネージャーの利用規約に同意する

上図の右上の「はい」をクリックします。

「はい」をクリックすると、下図のように、コードが表示されます。

Googleタグマネージャーのタグコードを確認する

次の章で、上図のコードをWordPressのサイトに貼っていきます。
※上図の上側のコードは「<head>内のなるべく上のほう」に、上図の下側のコードは「<body>の直後」に貼っていきます。

MEMO
もし、上図のコードの表示を消してしまった場合は、タグマネージャーのトップページのオレンジ枠(下図)にある「Googleタグマネージャーの個人ID」をクリックすると、コードが再表示されます。

Googleタグマネージャーのタグコードを確認する方法

【Step2】WordPressにGoogleタグマネージャーのコードを入力する

WordPressに入力するGoogleタグマネージャーのコードを確認する

次に、WordPressに、Step1で取得したGoogleタグマネージャーのコードを入力していきます。

コードを入力する方法は以下の3パターンあり、今回は①と②のパターンを紹介していきます(③は別記事にて紹介していきたいと思います)。

  • ①「外観」の「カスタマイズ」で入力する(使用しているWordPressテーマによって可否が異なります)
  • ②子テーマの「header.php」に入力する
  • ③プラグインを使用する

①「外観」の「カスタマイズ」で入力する

この方法は、使用しているWordPressテーマによって、できるかどうかが変わってきます。

本サイトは、「SANGO」というWordPressテーマをしていますが、このSANGOは2つあるコードのうち、1つだけ(上側のコードだけ)が設定できます。

みなさんが使用しているテーマで実施できるかどうか、以下に進んで確認してみてください。

WordPressで外観のカスタマイズをクリックする

まず、上図のように、「外観」の「カスタマイズ」をクリックします。すると、下図のように、カスタマイズ画面が表示されます。

WordPressのカスタマイズの詳細設定をクリックする

カスタマイズ画面のメニューも、WordPressテーマによって異なります。

SANGOでは、「詳細設定」をクリックします。
※ご自身のサイトで、下図のような「headタグ内にコード挿入」とかがないか、探してみてください。

headタグ内にコード挿入のところに、Googleタグマネージャーの上側のコードを貼り付けて、公開する

上図の「headタグ内にコード挿入」のところに、「Googleタグマネージャーの上側のコード」を貼り付けて、「公開」をクリックします。
※SANGOにはありませんが、みなさんがご使用のテーマに「body直後にタグを挿入」などの設定枠がありましたらたら、同様に「Googleタグマネージャーの下側のコード」も貼り付けましょう。

WordPressのテーマによって可否が異なりますが、「外観」の「カスタマイズ」に、「headタグ内にコード挿入」や「body直後にタグを挿入」がある方は、ここに貼り付けるだけで、「WordPressにGoogleタグマネージャーのコードを入力する」作業が完了できます。

②子テーマの「header.php」に入力する

この方法は、事前に子テーマの「header.php」を用意しておく必要があります(子テーマに「header.php」を用意する方法は、別記事に紹介していきたいと思います)。

まずは、子テーマの「header.php」の編集画面に進みましょう。

WordPressで外観のテーマエディターをクリックする

上図で、「外観」の「テーマエディター」をクリックします。すると、下図のように、「テーマ編集」画面が表示されます。

子テーマを選択していることを確認して、header.phpをクリックする

上図で、①子テーマを選択していることを確認して、②「header.php」をクリックします。

<head srcset=を探して、の下にGoogleタグマネージャーの上側にあったコードを貼り付ける” width=”660″ height=”352″>

Googleタグマネージャーの上側にあったコードは、「<head>内のなるべく上のほう」に貼る必要があるので、①「<head>」を探します。

②<head>の下に、Googleタグマネージャーの上側にあったコードを貼り付けて、1つ目のコードが完了です。

続いて、「header.php」を下にスクロールしてしていきます。

<body srcset=を探して、の直後にGoogleタグマネージャーの下側にあったコードを貼り付ける” width=”660″ height=”352″>

Googleタグマネージャーの下側にあったコードは、「<body>の直後」」に貼る必要があるので、①「<body>」を探します。

上図のように、②<body>の下に、Googleタグマネージャーの下側にあったコードを貼り付けて、2つ目のコードも設置完了です。

③最後に、画面下部にある「ファイルを更新」を忘れずにクリックしましょう。

以上で、WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する作業は完了です!

まとめ

WordPressにGoogleタグマネージャーを導入する作業は、2ステップで実施できます。

  1. Googleタグマネージャーのアカウント取得
  2. WordPressにGoogleタグマネージャーのコードを入力する

この後は、タグマネージャーを使って「Googleアナリティクスを導入する方法」や「イベントトラッキングする方法」を、別記事にて紹介していきたいと思います。

今しばらくお待ちください!