ユニークユーザー(UU)とは?【PV数やセッション数との違いも解説します】

今回は、こんなお悩みにお答えします。

この記事では、「Googleアナリティクスのユニークユーザー」に関して、以下の内容を説明したいと思います。

現在、私は「企業HPを3つ、自身のサイトを2つ」の、合わせて5つのWEBサイトを運営しており、一番長く携わっているサイトの運営期間が2年半ほどになりました(2020年1月現在)。

ユニークユーザー(UU)は、「自身のサイトにどの程度ユーザーが訪れてるか」を確認できるもので、WEBを始めたばかりの方も知っておきたい指標の一つです。

今回は、「Googleアナリティクスのユニークユーザー」について、概要や見方などを解説していきたいと思います。

ユニークユーザー(UU)とは?

ユニークユーザーとは、「Webサイトに訪れた人」のことを指します。

英語書くと「Unique User」なので、UUと略称されることもあります。また、単純に「ユーザー」と呼ばれることも多いです。

上図の場合、1月1日〜1月3日にAさんがWebサイトを訪れていますが、1月1日と1月2日に訪問した時は「PC」での閲覧に対して、1月3日に訪問した時は「スマフォ」での閲覧なので、別ユーザーとしてカウントされ、ユニークユーザー(UU)数は「2」となります。

ユニークユーザーのカウント方法

「ユニークユーザーがどのようにカウントされているか」について、ご紹介しておきます。

みなさんが、サイトにGoogleアナリティクスを設置する時に、Googleアナリティクスの「タグ」というのをサイトに埋め込んでいると思います。WordPressなどでサイト構築していると、あまり意識しないですが、この「タグ」はサイトの全てのページに貼られています。

そして、ユーザーがブラウザでページを開くと、この「タグ」が読み込まれ、Googleアナリティクスのサーバーにデータが送信されます。この送信されて来たデータを見て、Googleアナリティクスはユニークユーザーを計測しているのです。

具体的には、ブラウザのCookieというところに記録されている、Googleアナリティクスの「クライアントID」で判断しています。

上図のように、ユーザーがページを開き、Googleアナリティクスのサーバーにデータが送信されるときに、「クライアントID」の値が一緒に送られています。

新規ユーザーの場合は、クライアントIDがない状態でデータが送られ、Googleアナリティクスサーバーから「クライアントID」を付与してもらう流れになります。(クライアントIDが付与された後は、リピーターの方と同じ挙動です)

ユニークユーザー数とPV数の違い

PV数(ページビュー数)は、「ページが表示された回数」のことを指します。

何回ページビューしても、同じユーザーであれば、指定の期間の「ユーザー数は1」として、カウントされます。

上図の場合、「PV数は3」となりますが、「ユーザー数は1」となります。

ユニークユーザー数とセッション数の違い

セッションとは、「ユーザーがサイトに訪問してから、離脱する(セッションが切れる)までの一連の行動」のこと指します。

セッション数は、この「一連の行動が起こった回数」のことです。

何回訪問しても、セッションが切れても、指定の期間の「ユーザー数は1」として、カウントされます。

上図の場合、30分経過したり、日付をまたいでいて、「セッション数は3」となりますが、「ユーザー数は1」となります。

セッションの概念がまだ理解しきれてない方は、ぜひこちらの記事もご覧になってみてください！
セッション数(訪問数)とは?【ユーザー数やPV数との違いも解説】

Googleアナリティクスでユニークユーザー数を確認する方法

ユニークユーザー数は、上図のように、［オーディエンス］＞［概要］で、確認することができます。

同じページで、「新規ユーザー数」も確認可能です。

まとめ

PV数同様に、ユニークユーザー数も「サイトや各ページの良し悪しを判断する指標」としてよく使用されます。

ユーザーに求められている情報は何かをよく考え、ユーザー目線で優れたコンテンツを提供し続け、少しずつでもユニークユーザー数を増やしていきましょう。

Googleアナリティクスに関して、もっと知識を深めたい方は、Googleアナリティクス学習にオススメの本をまとめてみましたので、ぜひこちらも確認してみてください！
Googleアナリティクスのおすすめ本5選【サイト運営初級・中級者向け】