これからブログを始めようと考えている方へ。
「レンタルサーバーはエックスサーバーが良い」、「WordPressが使いやすい」と聞くけど、「どうやって始めるんだろう?」とお考えではないですか?
本記事では、下記の内容を紹介します。
- エックスサーバーがおすすめな理由
- エックスサーバーの申し込み方法
- キャンペーンドメインの取得方法
- エックスサーバーにWordPressをインストールする手順
目次
エックスサーバーがおすすめな理由
本サイトも「エックスサーバー」にWordPressをインストールして運営しています。1つのサーバーで2サイトを管理していますが、トラブルなく使用できています。
エックスサーバーがおすすめな理由としては、以下が挙げられます。
ドメインプレゼントキャンペーンがある(更新費も無料)
キャンペーン期間中に新規に申し込むと、独自ドメイン(.com/.net/.org/.biz/.info/.xyz/.link/.clickからいずれか)が1個無料で付いてきます。
また、サーバーの契約を継続利用している間は、この独自ドメインの更新費がずっと無料です。更新費は年間1,500円ほどなので、継続して使用する場合はとてもありがたいですよね。
キャンペーンは定期的に実施されていますので、ぜひキャンペーン中にお申し込みください。
SSLが無料で利用できる
SSLはインターネットのデータ通信を暗号化してくれる仕組みです。2014年に、Googleが「SSLを使用していることを検索結果の基準の一つとする」と発表しており、SSLの利用は推奨されています。
他サーバーの場合、SSLを利用するのに数万円の費用がかかることもあり、無料で利用できるのはすごいメリットです。
エックスサーバーの申し込み方法
申し込みは「エックスサーバー」の公式サイトから行います。
エックスサーバー
1. お申し込みフォームへ
「エックスサーバー」の公式サイト上部メニューの「お申し込み」にカーソルを持っていくと、下図のようにメニューが表示されますので、その中の「お申し込みフォーム」をクリックします。
クリック先のページで、「新規お申込み」をクリックします。
2. フォームの入力(契約内容、会員情報、規約等)
「サーバーID(初期ドメイン)」を入力します。この「サーバーID」は変更できませんが、ここで設定した「サーバーID」がドメイン名(サイトURL)として使われるわけではなく、ドメイン名(サイトURL)は後ほど設定しますので、ここはあまり悩まずに分かりやすいIDを設定しましょう。
「プラン」の選択は、あとでアップデートできますので、最初は「X10」の使用で問題ありません。
下に進み、「会員情報」の必須項目を全て入力しましょう。
入力後、「規約等」の『「利用規約」「個人情報の取扱いについて」に同意する』にチェックを入れ、「お申し込み内容の確認」をクリックします。
3. 入力内容の確認
「お申し込みフォーム」に入力した内容を確認し、「お申し込みをする」をクリックします。
4. メールを確認し「インフォパネル」にログイン
申し込みが完了すると、「お申し込みを受付」というタイトルのメールと、「サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] 」というタイトルのメールが届きます。(←こちらのメールは到着まで少し時間がかかります)
「サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] 」というタイトルのメールの内容を確認してください。
メールの「ユーザーアカウント情報」欄に、「インフォパネル」のURLが記載されていますので、そのURLをクリックし、インフォパネルのログイン画面にいきます。
この後は、インフォパネルでサーバー代のお支払いをし、キャンペーンドメインを取得する流れです。
※メール記載の「ユーザーアカウント情報」と「サーバーアカウント情報」は、大切に保管しておきましょう。
キャンペーンドメインの取得方法
キャンペーンドメインはサーバー代のお支払いをした後に取得できるようになります。
無料期間が残っていた場合にサーバー代をお支払いしても、10日間の無料期間は適用されたままになりますので、先にお支払いを済まして、キャンペーンドメインを取得してしまいましょう。
流れとしては、「インフォパネルにログイン」→「サーバー代のお支払い」→「キャンペーンドメイン取得」→「SSL設定」です。
1. インフォパネルにログイン
「サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] 」というタイトルのメールに記載されている、「会員ID」、「インフォパネルパスワード」を使用して、インフォパネルにログインしましょう。
インフォパネルの表示は左右に別れており、左側に「各種手続きや設定のメニュー」が縦に並んでおり、右側に「契約中のサーバーやドメイン、SSL証明書の情報」が記載されています。
2. サーバー代のお支払い
まず、左側のメニューの「決済関連」にある「料金のお支払い/請求書発行」をクリックし、「料金のお支払い/請求書発行」ページにいきます。
「料金のお支払い/請求書発行」ページの「お支払い伝票の発行」欄に「サーバー」の項目がありますので、対象のサーバー欄にチェックを付け、更新期間を選択し、「お支払い方法を選択する」ボタンをクリックします。
※更新期間は、長い方が1ヶ月あたりのサーバー代が割安になりますので、ある程度長い期間を設定しておいた方がお得です。
アカウント情報や契約期間を確認して、お支払いに進みましょう。
お支払いは、「銀行振込・クレジット・コンビニエンスストア・ペイジー」の中から選択可能です。
クレジットでお支払いすると、すぐにサーバーを使用できるようになりますので、クレジット払いがおすすめです。
「クレジットカード決済画面へ進む」ボタンをクリックし、クレジットカード情報入力画面に進みましょう。
クレジットカード番号や有効期限を入力して、「カードでのお支払い(確認)」ボタンをクリックします。
※後でも設定可能ですが、「自動更新設定を行う」にチェックを入れておくと、更新月以降は毎月自動でクレジットカード支払いが実施されるので、更新を忘れてしまう心配がある方は「自動更新設定」を行っておくことをおすすめします。
「カードでのお支払い(確認)」ページで、入力内容に問題がなければ、「カードでのお支払い(確定)」ボタンをクリックし、支払いを完了しましょう。
3. キャンペーンドメイン取得
キャンペーンドメインは取得申請期限がありますので、ドメイン名が決まりましたら、お早めに取得しましょう。
左側のメニューの「各種お手続き」にある「キャンペーンドメイン」をクリックし、「キャンペーンドメイン申請フォーム」ページにいきます。
「利用規約」と「個人情報の取り扱い」の内容を確認して、「同意する」ボタンをクリックします。
「対象サーバーID」を選択して、「独自ドメイン名」を入力し、.comや.netなどのトップレベルドメインを選択します。
※ここで設定するドメイン名が「サイトのURL」になりますので、ここはよくお考えの上、ドメイン名を決定しましょう。
「適用方法」は「新規取得」のまま変更せずに、「ドメイン検索」をクリックします。
入力したドメイン名が、世界中のドメイン名と重複していなければ取得可能です。「手続きを確定させてください。」と表示が出ましたら取得可能ですので、「キャンペーンドメイン申請」ボタンをクリックし、申し込みを完了させましょう。
4. SSL設定
エックスサーバーは無料で独自SSLを導入できるので、ドメインを取得後はSSL設定を行っておきましょう。
これまで「インフォパネル」で操作してきましたが、SSL設定は「サーバーパネル」で設定しますので、「インフォパネル」の対象サーバーの欄にある「サーバー管理」ボタンをクリックして、「サーバーパネル」ページにいきましょう。
「サーバーパネル」ページは縦にメニューが並んでいます。
SSL設定は、先ほど取得したドメインをサーバーに追加する時に一緒に設定できます。「ドメイン」という項目の「ドメイン設定」をクリックしましょう。
「ドメイン設定」タブをクリックし、「ドメイン名」を入力して、「確認画面へ進む」ボタンをクリックしましょう。
※この時に「無料独自SSLを利用する(推奨)」にチェックをつけると、「ドメイン設定追加」と合わせて、「SSL設定」も一緒に設定できます。
確認画面で、内容に問題がなければ、「追加する」ボタンをクリックします。
「ドメイン設定の追加を完了しました。」と表示されれば、「SSL設定」は完了です。
先ほどのページで、「無料独自SSLを利用する(推奨)」にチェックをつけた方は、「無料独自SSL設定」が「設定済」になってることを確認しましょう。
また、上の画面に、「無料独自SSL設定が反映するまで、最大1時間程度かかります。」と書かれているように、SSL設定の反映はしばらく時間がかかります。ちなみに、SSL設定後にすぐにドメインにアクセス(URLをクリック)すると、下図のようなエラー文が表示されると思います。
※上記のように、「ドメイン設定追加」と合わせて「SSL設定」しなかった場合は、以下の流れで設定しましょう。
- SSL設定は「ドメイン」という項目の「SSL設定」にいきましょう。
- ドメインを選択する画面が表示されますので、先ほど取得したドメインを選択します。
- 「独自SSL設定の追加」タブで、「独自SSL設定を追加する(確定)」をクリックします。
- 「独自SSL設定を追加しました。」という画面が出れば完了です。SSL設定が反映されるまで、しばらく待ちましょう。
エックスサーバーにWordPressをインストールする手順
WordPressインストール完了まで、もう一息です。
1. WordPress簡単インストール画面へ
WordPressのインストールも「インフォパネル」ではなく、「サーバーパネル」で設定します。「サーバーパネル」の「WordPress」という項目の「WordPress簡単インストール」にいきましょう。
2. WordPressインストール設定
「WordPress簡単インストール」画面が表示されますので、「WordPressインストール」タブをクリックし、全ての項目を入力し、「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
- インストールURL:ここは空欄のままでOKです。一つのドメインを複数用途で使用する場合は、「wordpress」とかを入力して、トップドメイン以下を自由に設定できますが、基本的にはWordPressの利用だと思われますので、空欄にしておきましょう。
- ブログ名:当サイトの「マーケティングやプログラミングの勉強サイト」に当たる名称です。後から簡単に変更できますので、サイト名が決まってない場合は仮の名前を入力しましょう。
- ユーザー名:WordPressへのログイン時に必要となります。ユーザーは増やせるので、そこまで心配することではないのですが、ユーザー名は変更できませんので、覚えられるものにすると良いと思います。
- パスワード:WordPressへのログイン時に必要となります。パスワードはあとで変更可能です。
- メールアドレス:ここで設定したメールアドレスに、WordPressへのログイン情報やプラグインの更新情報などが届きます。
- キャッシュ自動削除:デフォルト設定の「ONにする」でOKです。
- データベース:デフォルト設定の「自動でデータベースを生成する」でOKです。
「確認画面」で内容に問題がなければ、「インストールする」ボタンをクリックします。
インストールが完了すると、ログイン用URLや、データベースパスワード等が表示されますので、こちらの情報は控えておきましょう。
矢印のURLをクリックすると、WordPressのログインページに遷移します。
3. WordPressにログイン確認
上図のURLをクリックし、WordPressのログインページにいきましょう。
※「無効なURLです」と表示された場合は、ドメインやネームサーバーの変更が反映されていない可能性がありますので、1〜2時間ほど待って、再度ログインページにいってみてください。
ログインページが表示されましたら、WordPressインストール設定で入力した、「ユーザー名」、「パスワード」を使用して、ログインします。
ログインすると、WordPressの「ダッシュボード」が表示されます。左側に縦に各種メニュー(記事、メディア、プラグイン等)が並んでいます。これらを使用して記事を作成していきます。
これで、エックスサーバーにWordPressをインストールする手順は完了です。
インストール後に最低限やっておきたいWordpressの初期設定は、こちらの記事を参考にしてみてください。
WordPressの初期設定【インストール後に最低限やっておきたいこと】
まとめ
エックスサーバーにWordPressをインストールする手順はスムーズにできましたでしょうか?
これからWordPressのデザインを変更したり、設定する項目は色々とありますが、まずは自分のサイト(ブログ)を公開することができましたね!
記事の内容で悩んだりと、この先に進めない方が多いかなと思いますので(自分もそうでした)、サイトを作ったこの勢いを維持して、早速記事を書いてみることをオススメします!
他にも「お名前.com」でもレンタルサーバーサービスを提供しており、そちらは株主優待でサーバー代を節約できる方法があるので、その情報は別記事にて紹介いたします!