タグマネージャの導入を検討してる方
今回は、こんなお悩みにお答えします。
この記事では、「Googleタグマネージャ」に関して、以下の内容を説明したいと思います。
- Googleタグマネージャとは?
- Googleタグマネージャを導入するメリット
現在、私は「企業HPを3つ、自身のサイトを2つ」の、合わせて5つのWEBサイトを運営しており、一番長く携わっているサイトの運営期間が3年ほどになりました(2020年4月現在)。
Googleタグマネージャを使うと、ユーザーの行動を計測するための「タグ」というものの設置や管理がしやすくなります。Googleアナリティクス以上の分析をしたくなった場合は、ぜひ導入を検討してみてください。
今回は、Googleタグマネージャの概要とメリットについて紹介していきたいと思います。
目次
Googleタグマネージャとは?
Googleタグマネージャとは、「タグ」というものを管理するためのツールです。
※Googleが無料で提供しています。
「タグ」とは、Webページを閲覧しているユーザーの行動を計測したいときに、Webページに貼っておくものです。
ユーザーが設定した行動をしたときに、タグマネージャに通知が届きます。
例えば、以下の行動があったときに通知を出すように設定しておくなどです。
- ページビュー
- コンバージョン
- リンクをクリックするなどのイベント
この「タグ」の機能を、一元管理できるようにしてくれているのが「Googleタグマネージャ」です。
GoogleタグマネージャのコードをWebページに貼っておくと、その後はHTMLを修正せずに、タグの変更や更新をすることが可能となります。
Googleタグマネージャを導入するメリット
Googleタグマネージャを導入するメリットは、以下の3点です。
- タグの設置や管理が簡単
- バージョン管理機能がある
- プレビュー機能がある
タグの設置や管理が簡単
上記にも記載しましたが、Googleタグマネージャを使うと、HTMLを修正せずに、タグの設置や管理が容易になります。
小規模のサイトでも、直接ソースをいじるのは、ちょっと抵抗感ありますよね。
HTMLを修正するためのリソース(工数や外注費)を削減できますし、ミスが起こるリスクも避けることができるのは、メリットが大きいです。
バージョン管理機能がある
Googleタグマネージャではバージョン管理機能があるので、「どういう更新内容があったか」などを確認できますし、トラブルがあった場合に、トラブル前の状態にすぐ戻すこともできます。
バージョン管理は複数人で運営しているときなどに便利ですよね。
また、タグマネージャ初心者の方でも、ミスったときのリカバリーが用意されているのは、導入をするハードルが下がって良いなと感じてます。
プレビューモード機能がある
タグが正常に動いているかを確認するための、プレビューモード機能があります。
公開する前に、設置したタグが問題ないかどうか確認できるので、とても便利です。
まとめ
Googleタグマネージャを設置することで、「Googleアナリティクスだけでは分析できなかったユーザーの行動」が計測できるようになります。
サイト運営に慣れてきて、次のステップに進みたい方は、ぜひ導入してみてください。
「Googleタグマネージャの設置方法」や、「リンククリックのイベント計測の仕方」などは、また別の記事で紹介していきたいと思います!