SEOに効果的なサイト設計のポイント【専門性を高めていこう】

SEOに効果的なサイト設計のポイント【専門性を高めていこう】

WEB担当の方

サイト設計って何を気をつけたらいいんだろう? SEOに効果的なサイト設計のポイントを知りたい!

今回は、こんなお悩みにお答えします。

この記事では、「サイト設計」に関して、以下の内容を説明したいと思います。

本記事の内容
  • サイト設計とは?
  • SEOに効果的なサイト設計のポイント

現在、私は「企業HPを3つ、自身のサイトを2つ」の、合わせて5つのWEBサイトを運営しており、一番長く携わっているサイトの運営期間が2年半ほどになりました(2020年2月現在)。

サイト設計がしっかりできていると、初期のPV数が伸びない期間も自信を持ってサイト運営することができます。すでにサイトを運営されている方も、SEOに効果的なサイト設計ができていたかどうかをチェックしてみてください。

今回は、サイト設計の概要と、SEOに効果的なサイト設計のポイントについて紹介していきたいと思います。

サイト設計とは?

サイト設計とは?

サイト設計とは、Webサイトを作成する前に、「どんなテーマのサイトにするか?」であったり、「どんなカテゴリを用意するか?」、「どんなコンテンツを作るか?」ということを検討することです。

サイト設計時に作るものとしては、Webサイトのページ構造をまとめた「サイトマップ」です。

本サイトの場合は、テーマを「Webマーケティンング(Web集客)」にしていて、そのテーマを語るのに必要なカテゴリとして「SEOやInstagram集客」など、そのカテゴリを語るのに必要なコンテンツとして、関連するキーワードを選定しています。

SEOに効果的なサイト設計をするポイント

SEOに効果的なサイト設計をするポイント

SEOに効果的なサイト設計をするポイントは2つあります。

  • 専門性を高める
  • 階層を浅くする

順番に確認していきましょう。

ポイント1:専門性を高める

「専門性を高めることが、SEOに効果的」であるということは、Google公式のウェブマスター向けのブログから読み取れます。

以下のGoogle公式のウェブマスター向けブログの引用文は、2019年の夏頃からたびたび実施されている「Googleのコアアルゴリズムのアップデート」の仕様の一部です。

内容としては、『Googleはコンテンツの「専門性、権威、信頼性」をチェックしています』ということが書かれています。
※「E-A-T」とは、「専門性、権威、信頼性」のことです。

In particular, raters are trained to understand if content has what we call strong E-A-T. That stands for Expertise, Authoritativeness and Trustworthiness. Reading the guidelines may help you assess how your content is doing from an E-A-T perspective and improvements to consider.

引用元:Google Webmaster Central Blog

よって、Googleに良いコンテンツだと判断してもらうために、サイト運営者は「専門性、権威、信頼性を示すこと」が求められています。

そして、この「専門性、権威、信頼性」の3つの中で、サイト運営者自信で示すことができるのが「専門性」です。
※権威や信頼性は、被リンクを受けるなどして、徐々に高まっていくものだと考えています。

サイト設計の段階で、「専門性を高くすること」を意識して、設計していきましょう。

専門性を高める方法

専門性を高める方法しては、「テーマのジャンルに関連するキーワードを洗い出し、それらのキーワードを網羅的に記事化していく」ことです。

Googleといえども、サイト運営者の専門性を正確に測定するのは難しいですよね。判断する材料としては、サイトに公開されている「コンテンツの質や量」です。

あるジャンルに対して、質の良いコンテンツが多く掲載されていれば、「専門性が高い人が運営しているのでは?」と判断してくれるはずです。

例えばですが、本サイトの「インスタグラム集客」のカテゴリの事例が分かりやすいと思います。

下図は、「インスタグラム集客」カテゴリの各記事の検索順位の推移のグラフです。このグラフを見ると、2019年11月中旬に全体的に検索順位が上がっているのが分かりますよね。

インスタグラム集客カテゴリの各記事の検索順位の推移グラフ

2019年11月中旬までに、「インスタグラム集客」カテゴリの記事を10記事くらい公開していました。コンテンツの質も合格ラインだったと思います。

1つのジャンルで、質の良いコンテンツがある程度溜まったことで、Googleに「このサイトは、インスタグラム集客に関して少し専門性がありそう」と認めてもらえることができ、各記事の検索順位が上がったと考えることができます。
※インスタグラム集客のジャンルは伸びましたが、他のジャンルは伸び悩んでいるので、Googleがジャンルごとに判断しているのが分かりますね。めげずに頑張ります……。

本サイトのように「雑記サイト」を運営しようとお考えの方は、まずは一つずつカテゴリの専門性を高めていくことをオススメします。

ポイント2:階層を浅くする

SEOに効果的なサイト設計をするポイントの2つめは階層を浅くすること

SEOに効果的なサイト設計をするポイントの2つめは「階層を浅くする」ことです。

階層を浅くすると、以下3つのメリットがあります。

  • Googleロボットが巡回しやすくなる(クローラビリティが高まる)
  • ユーザーがサイト内を回遊しやすくなる(ユーザビリティが高まる)
  • メンテナンスしやすくなる

階層が深くなればなるほど、コンテンツを探しにくくなります。

それは、コンテンツの情報を取得するGoogleロボットにとっても、ユーザーにとっても同様です。

すべての情報(コンテンツ)に、容易にアクセスできるような設計をしていきましょう。
※トップページから、2クリック以内ですべての情報にたどり着けるようにするのが理想ですね。

また、階層を深くしてしまうと、適切に内部リンクを張ったり、カテゴリを整理するのがだんだんと難しくなってしまいます。

メンテナンス性の観点からも階層はなるべく浅く設計していきましょう。

まとめ

サイト設計の段階で、SEOに効果的なサイト設計を考慮できていると、サイトが成長し始めるまでの期間も自信を持ってサイト運営できますし、成果も出やすいです。

これからブログやサイトの運営を始める方はぜひSEOを考慮したサイト設計を心がけてみてください。

ただし、サイト運営しながらサイト設計をブラッシュアップしていっても大丈夫なので、サイト設計の段階で「考えすぎて次に進めない」状況に陥らないようにしましょう。

ある程度考えたら、行動して、効果測定して、改善して、と高速でPDCAを回していくのがオススメです。

SEOの効果測定のチェック項目については、以下の記事でまとめていますので、ぜひこちらも確認してみてください!
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